不妊手術に対する疑問について


よくある質問

○オスなのにするの?
●成熟したオスはメスの発情した匂いで発情してしまい、(大抵夜から朝にかけて)吠えたり遠吠え
したりする子がいます。
●匂いにつられて脱走し、興奮した状態なので人を噛んでしまった例があります。 また、興奮状態の
中での脱走なので、家に帰れなくなったり、交通事故に遭う危険もあります。
●生後半年で成熟し、老年期までの長い間発情によるストレスを感じて生きなければなりません。
●犬の病気は肛門周りに70%集中しており、去勢手術する事により防げる病気が沢山あります。
●去勢するとおだやかな子になりやすいというメリットがあります。


○絶対、せんといけんの?
●日本の現状は、年間30万匹以上ともいわれる数の犬猫が愛護センターで処分されています。この
膨大な数の処分数を減らすには今の所不妊手術しかありません 。
また、保護した子は処分される子のほんの何分の一にすぎません。
そのわずかな子から万が一増えてしまうと、何の為に保護したのかわからなくなってしまい、1匹で
も例外を作ってしまうと、わずかなほころびから大きなほころびになってしまいます。


○雑種は子孫を残したらダメなの?
●雑種でも純血でも子孫を残す事により、今現在生まれてている子の行き場を奪ってしまう事になり
ます。

○うちは自然に飼う。 
●人間も自然でいられる世の中ではないのに動物をどうやって自然で飼えるのでしょうか?
人間の様に結婚して奥さんをもらえるのでしょうか?
例え一緒に暮せたとしても人間でも、毎回産んでいる訳ではないと思います。
人間でもコントロールしている現状で犬猫にコントロールは出来ません。
オスとメスを放して飼うという方がいらっしゃいますが、それは人間より数倍種の保存にエネルギー
を使う動物には大変なストレスになってしまいます 。

○費用はどのくらいかかるの?
●病院によって違いはありますが、オスは1万〜2万・メスは1.5万〜3万くらいです。
使用する麻酔の種類・事前の検査・事後の処置などに寄って値段はまちまちです。

○いつ頃するの? 
●メスは生後半年、オスは7ヶ月頃が一般的です。
最初発情するまでに手術を終えると発ガン率が0%、発情後の手術ではいっきょに25%になるという
データもあります。


実例
http://plaza.rakuten.co.jp/happytime/diary/?


●メリット

散歩の時いつも引っ張っていたのが去勢手術をした後、ひっぱるのをやめた。

雄猫の室内マーキングがなくなった。

繁殖期の夜鳴きがなくなり、精神面が安定した。


●後から後悔した

飼育放棄のチワワを避妊手術に連れて行くと、
子宮蓄膿症になっていて、あと少し手術が遅れると危なかった。

メスのシーズーを飼っていたら、10歳で子宮がんになり、結局子宮摘出。
30万以上かかった。

こう丸に腫瘍ができ、あわてて去勢手術をした。


●デメリット

太りやすくなった。

全身麻酔による危険性

絹糸を使った手術による危険性

手術後の癒着



メリットもデメリットもありますが、条件として不妊手術は外せません。
県内では呉市が手術に対して助成金を出しているようです。




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