乳飲み子の1匹に飼い主さんが現れ、社会化の為2匹一緒に育てて頂く事になりました。
1ヶ月後にどちらか決めて頂き、1匹は帰って来る予定です
2009.3.27SP
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電話が入りました。
とうとう愛護センターが首を閉める針金の様な器具を持ってやって来たそうです。
犬達が見当たらなかった為その日は帰ったそうですが、またやって来るのではないかと心配されていました。
電話して来られたのは、墓所の周りの住民の事でした。
山から乳飲み子を連れ帰り、納屋に置いていたのを貰い受ける時に言われた言葉が、
「偽善者」みたいな事を言われたそうです。
先日柵で半年の子を捕まえているときには、側の家の庭から年配の女性が大きな声で
「なんで今頃になってこんなことするんか!もっと小さいうちに芽を摘み取らんか!」と
犬が大嫌いな様子で、かなりしつこく罵声を浴びせられた様です。
彼女は犬達の為ずっと我慢をしていたそうです。
何で半年になった今保護しようとしているか?
それは、昨年の時点預かり先が無かった事、
自分の気持ちが全部の子達を保護しようとする決意が固まっていなかった事だそうです。
私はよくわかりませんが、最初の「偽善者」は山から捕ってきて愛護センターに連れて行こうとした自分への後ろめ
たさから来る言葉では無かったのか? 罵声を浴びせた人は、本来なら野良犬を作った人に文句を言うべきなのに、保護しようとする彼女に文句
を言ってるのであって、いじめとしかいいようがありません。
保護しているのが筋肉隆々の男性だったら、見た目怖い男性だったらその人は罵声を浴びせたでしょうか?
卑怯な弱い人間としかいい様がありません。
ここの住民はそういう積極的に文句を言う人に逆らえないのか、黙って見ぬ振りをしているのか、結局愛護センター
に通報したみたいです。 彼女は柵を建てた所の場所はきちんと駐車場の代金として支払っているのです。
そこまでして保護をしようとしている人に罵声とは・・・
彼女でなくても聞いている私もくやしいです。
2009.3.25SP
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先日設置した柵で 昨日半年のメスが保護できたそうです。
保護した幼犬は今日の夕方に保護主さんの実家に行きました。
実家には気の強い男の子のワンコがおり、女の子なら預かってあげる、という約束だそうです。
ということで現在岡山にいます。
群れの中では一番小さい子だそうです。
いずれは馴れたら岡山から飼い主募集される事になりますが、
早く馴れて素敵な家族と出会えるといいですね。
2009.3.23SP
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保護したい犬がいる。
という事で、柵の設置のお手伝いに行きました。
場所は団地内の墓地。
墓地のそばの駐車場に柵の設置許可をもらっていて、早速、設置。
今回は依頼主さんの他、将来有望な協力者の助っ人4人と共に開始。
しばらくすると、墓地の上のほうに3匹の犬。
想像より、少し大きめ。でも、2匹は幼犬らしい・・・。
作業中の騒音にもかかわらず、昼寝する野良達。
しかも、また1匹。
設置がほぼ終わったところで、Yさんがもっと近くで見てみたい。と
墓地の上へ行ってみることに。
人に馴れているようで、威嚇はするものの、結構落ち着いている。
しばらくすると、白い犬が降りてきて隣家へ雲隠れ。
半分耳の垂れた、ころころした子。
・・かわいい・・
墓地ということもあるのか、餌には不自由ないようで
やせ細った子はみあたらない。
しかし、墓地であるがため、生けてある花を悪さしたり
犬が居るから行かない。というわけにもいかず
苦情が出て、センターが来ているそうです。
今日確認できたのは、6匹。
いるのは、8匹。
全部保護(性別が確認できれば、メスだけでも・・・
と思うのですが、今の所、性別不明)
でなければ意味がないけど、中型の成犬、幼犬 8匹。
正直、つらい。
依頼主さん宅には、この8匹の他
1ヶ月ぐらいの子 2匹、 半年の子 1匹がまだいる。
先の事を考えれば、とても楽観は出来ないが
勇気ある依頼主さんに出来うる限りの協力はしたいと思う。
2009.3.16MR
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ミルク缶の残りがあったのを子犬に飲んでもらおうと思い、保護された方の家に行きました。
家の前には娘さんが立って、猫が捕獲器に入ってるけど子供が触ってはいけないからと
お母さんに電話をかけたそうです。
私が捕獲器から猫を出した後お母さんが帰って来られました。
子犬を見せて貰いながら、捕獲器が目の前に設置されているんですねと話しかけると、
あまりに目の前に設置されているからビックリされたそうです。
捕獲器の管理は犬が入ったら譲渡してもらえる条件で引き受けたそうですが、
譲渡して貰えないなら管理は出来ないと断ったそうです。
私もそれはそうだと思いました。
子犬にミルクをあげると、飼い犬が嫉妬をして二階に上がり、ミルクをやり終えると降りてくるそうです。
この子犬には、早くも一人飼い主希望者さんが現れたそうです。
元ブリーダーさんで、子犬には慣れていらっしゃるとか。
ただ、まだこんなに小さいのに1匹にされたら社会化が出来にくい事をお話して、
2匹一緒に育てて貰ったらどうかと提案しました。
残る1匹の子の社会化訓練は飼い犬がいる事だし大丈夫でしょう。
驚いたのは、昨年産まれた半年の子の預かりをずっと探しておられ、やっと見つかったので
保護出来ると言われ、どうしても保護したいという熱意に撃たれました。
彼女の真剣な想いに少しでもお役にたてればと、日曜日に柵を一緒に設置する約束をして帰りました。
2009.3.12SP
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先ほど彼女からメールがきて市の捕獲器に入った子は市の物だという事でした。
市の物を勝手に譲渡したとなっては、横領罪となる場合もあります。
昨夜彼女に確かめたときは、彼女自身が市役所の管理課に確かめたと言っておられたのですが、
どうも話が違っていたようです。
2009.3.11SP
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昨夜遅くに昨年4ヶ月の子を保護し、飼い主さん探しをお手伝いした方から電話があり、
その後その兄弟を保護しようとしていたけど、全然ダメで、近くの墓場を荒らして地域で問題になり、
捕獲器を市役所で借りて3台設置したそうです。
その電話の女性は、目の前で捕まって愛護センターに行くのを見るのは辛いと、地域の方に掛け合って
捕獲器に入ったら譲渡して貰える様話を付けたそうです。
10年前、私が家の子を保護したいと思い市役所に捕獲器を貸して欲しいと言ったら、貸し出しはするけど
一旦入った犬は一応愛護センターに行く事、譲渡するかしないかはセンターが判断して
譲渡できる子だけ譲渡すると言われ、全然馴れていない子を譲渡してくれる訳が無いと思い、
結局捕獲器は借らなかった事があります。
それを思えば、今市役所は入った子は好きなようにして良いという事なので、
良い方に向かっているのでしょうか?
(反対に怖い目的に使われる恐れもありますが・・・)
地域の人に約束を貰った彼女は昨夜お母さん犬が次の子を納屋で産んでいたのを、
3匹貰って帰ったそうです。
まだ目が開いたばかりだそうで、たぶん生後2週間位でしょうか?
働いている彼女には負担の大きい、授乳のいる子育てです。
でも彼女は、仕事の合間に帰る事が出来るし、元気だから大丈夫です!と明るく笑って話していました。
問題は半年前に産まれた子をどうするか?
1匹なら彼女の家に置くことが出来るけど、何匹か捕獲器に入った場合は?
現在私を含め、引き取って飼い主探しまで出来る方はいません。
でも入ってしまったらどうする?
私は入ってしまったらっていう思いですが、
彼女は出来ることなら入って保護したいという思いが伝わってきます。
本当に純粋な方です。
捨てる人はたった1匹を捨てたつもりでしょうが、今では何匹にも増えています。
そして野良犬として住民には嫌がられ、挙句には愛護センターで処分しようとする人が現れます。
結局結論がつかないまま長い電話を切りました。
2009.3.11SP
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